こんにちは!そんよん(@songyong_xx)です!
今回は、ロードバイクの夜間走行について、まだ夜間走行したことがなかった頃の自分に向けて記事を書いていきます。下記の方が対象になると思います。
- 夜間走行してみたい
- ロングライドにチャレンジしてみたい
- 朝は苦手、午後からまったり走りたい
- ブルベに挑戦してみたい
コツコツと月に数回のライドを実施したおかげで、この記事を書いている時点で600kmブルベをクリアした実績があります。
ブルベに参加することで、夜間を走ることが多くなりその際に感じた注意点を記載するので、ある程度の信頼性がある記事だと思います。
ロードバイク(自転車)での夜間走行 魅力と注意点と装備について
魅力と注意点と装備について、簡単にまとめてみました。
- 魅力
- 真夏は涼しい
- 太陽のすごさを実感
- 車が少ない一般道
- いつもと違う景色が広がる
- 注意点
- スピードと車間距離
- 手信号より声出しが大事
- 山間部の野生動物
- 意外と寒いことがある
- 装備
- 800lm以上のフロントライト
- リアライトの装着
- より安全な装備
夜間走行の魅力について
1. 夏は涼しい
猛暑が続いている、最近の夏。熱中症で救急搬送される方も多くなってます。
そんな夏でも自転車に乗りたいあなたに朗報です。
夏の夜は涼しくて、走りやすい!!
私は昨日、夕方から実際に走っていたのですが、日が暮れるにつれて気温が下がり、帰り道のナイトライドはすごく快適でした♪
2. 太陽のすごさを実感
前述の「夏の夜は涼しい」というのは、太陽の光が無いからです。
これは逆のことも言えるのですが、冬〜春にブルベ参加すると夜間走行で夜明けを体験することができます。朝日とともに明るくなっていき、何よりもその光で冷え切った身体が温まる・・・。
太陽ってすごい!!
太陽の光のありがたさに素直にそう思って、感動した記憶があります。
3. 車が少ない一般道
昼間に比べて、一般道を走行するときに車が少ないので、自転車で走行するときに車からのストレスを感じないのも夜間走行ならでは。
4. いつもと違う景色が広がる
昼間では見ることができない、幻想的な世界に出会うことが出来ます。夕焼け・星空・朝焼けなど、感動的な世界を体験し感動するって素敵ですよね。
私がスマホで撮影した写真を何枚か掲載させていただきます。
スマホでも結構いい感じの写真が取れるのですが、夜間の撮影は厳しいですね。夕日や朝日の写真ばかりになってしまいました。
やっぱり本格的なカメラ欲しいなぁww
2019年8月下旬に実際に夜間走行を実施して、花火大会などに出かけた記事がありますので、下記リンクから参照ください。
»残暑の夜間走行を実際にしてきました。(2019年8月下旬)
夜間走行の注意点について
1. スピードと車間距離
視界の悪い夜間走行では、いつもよりも慎重な運転が必要です。
スピードは控えめにしましょう。
理由は、障害物や路面状況が判断しづらいからです。
サイクリングロードであれば、ところどころ出現する柵やポール、市街地の場合は反射素材を身につけていない歩行者や無灯火の逆走自転車なども、想定外の障害物となります。
路面状況も山間部では突然の段差やグレーチングで、落車や装備の落下もありえます。
先日、夕方ライドで一緒に走った仲間は、下り坂でスピードを出し過ぎ、段差でボトルが飛び出し、後輪と地面の間に挟まって、落車寸前で止まりました。
2. 手信号より声出しが大事
暗い夜道では、声を出して後続車に次の行動や危険を知らせることが大事になってきます。
理由は、いつもの手信号が後続車から見えないからです。
スピードコントロールの場合は「減速!」「ストップ!」などの声出し。
進行方向の場合は「真っ直ぐいきます!」「右折します!」「左折します!」などの声出し。
危険を知らせる場合は「車!」「段差!」「落石!」「グレーチング!」「マンホール!」などの声出しを行います。
3. 山間部の野生動物
山間部での走行は、野生動物にも注意が必要です。
理由は、特に夜間は野生動物の活動が盛んになるため、危険度が増すからです。
先日のライドで、山間部をダウンヒルしていた途中、イノシシと遭遇しました。道路脇に大きな黒い塊が見え、動き出したのでびっくりしました。
最近では鹿や熊の出没情報もあったため、人里近くに野生動物が生息しているのかもしれません。
近づかないのが一番ですが、帰り道だったり、ブルベのルートでどうしても通らなければならない場合は十分に注意しましょう。
このブログ記事を公開した直後に、自転車仲間の方からアドバイスをいただきました。(有難い!)
鈴を付けておくのが良いそうです。そういえば、熊鈴ってありますよね。
アウトドアメーカーのmont-bellやColeman、CHUMSなどからもオシャレな鈴が販売されていますし、自転車用にきづきベルという商品が販売されています。
比較的安価で、可愛らしいベルの購入リンクを参考に貼っておきます。
4. 意外と寒いことがある
夜間走行では、意外と寒いことがあるため注意しましょう。
理由は、日が沈むと一気に気温が下がるからです。
太陽のすごさは前述していますが、これ本当に気をつけてください。サドルバッグにウィンドブレーカー1枚忍ばせておくのは基本だと思った方が良いです。出来れば使い捨てカイロも持っておくと良いです。
私の失敗談を記載しておきます。春のブルベで初めて400kmを走行したのですが、4月下旬だったので夜も膝上のレーパンで問題ないだろうと思っていたのですが、結果凍えました。
体温維持のため、急激にカロリー消費したためハンガーノック寸前までいきました。その時の様子は下記リンク先の記事にてご覧ください。
»【ブルべ】2019BRM420埼玉400kmアタック老越路②
夜間走行の装備について
1. 800lm以上のフロントライト
安全に走行するためには、800lm以上のライトがオススメです。
理由は、街灯が少ない山道や農道では「大光量は正義」だからです。そして、長い間夜間走行をするにはバッテリー容量も大きい方が良いからです。
ちょっと街乗りで、夜間走行を試してみるには400lmのライトでも十分です。
夜間の山道や農道は本当に真っ暗です。800lm以上の光量がないとロードバイクのスピードでは少々不安になります。対向車や歩行者などにも見つけてもらいやすく、お互いの安全のためになりますので、光量は大きいものを選ぶと良いです。
それと、夜間2時間くらい走ってバッテリー切れで走れない状態は避けたいですね。
私がブルベやロングライドで持参しているライトは、ガシロンのフロントライト800lmと1000lmの2本体制です。この2本買っても1万円ほどで、性能も申し分ないので、非常にコスパが良い商品だと思います。(かなりオススメです)
ガシロンのライトについて、詳細は下記リンク先の記事にてご覧ください。
»【フロントライト選び】結果:ガシロン(Gaciron)=コスパ良し!
ちなみに600km走った時には、2日目の夜間走行に備えて、ライト充電用のモバイルバッテリーも一緒に持っていきました。備えあれば憂いなしです!
下記のキャットアイライトもオススメライトたくさん。リンク先は私のよく行くお店ワイズロードのオンラインショップです。
キャットアイのライト(ワイズロードオンライン)2. リアライトの装着
リアライトも安全のために、装着してほしいアイテムです。
理由は、後方からあなたの自転車が視認されやすくなるからです。
赤い反射機材を付けていれば、法規上は違反にならないのですが、命を守るアイテムなのでリアライトは付けてくださいね。
フロントライトと同じガシロンで揃えるのも良いでしょう。私はキャットアイの自動点灯機能のある「オムニ3」という商品を2個装着しています。
下記に商品の購入リンクを貼っておきます。Amazonの方が少し安いかな?
3. より安全な装備
安全を重視するなら、さらに反射ベストやヘルメットライトを付けましょう。
理由は、更に視認性を向上させることで、より安全性が増すからです。
反射ベストは、工事現場の人が着てるようなもので十分だと個人的に思います。ブルべやろうと思ってる方は、ブルべ当日に運営の方から購入することも出来ます。私のはオダックス群馬で購入しました。
オシャレな反射ベストであればRaphaがオススメですね。お高いですけどwブルべ運営によってはNGの場合もありますので、事前確認はした方が良いです。
ヘルメットライトはキャットアイのDUPLEXがオススメです。前後が光るので、視認性はかなり良いと思います。
下記に商品の購入リンクを貼っておきます。
魅力的な反面、万全な安全対策も必要です。
夜間走行の魅力と注意点、装備について記述してきましたが、命が最優先だという考えから、安全面の記述が多くなってしまいました。
楽しくライドする上でも、安全は重要な部分となりますので、十分に気をつけてライドしてください。
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございます。この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。